
workshop
やわらかな時間
会期:2025年9月6日(土)、9月20日(土)、10月18日(土)、10月25日(土)
時間:10:30- / 13:30-
会場:原美術館ARC前庭の一角
〒377-0027 群馬県渋川市金井 2855-1
参加費:1人600円 [メンバーシップ会員 1人500円]
(現金のみ、入館料別、記念品付)
参加方法:当日受付(先着順、予約不要)
ご注意事項:
*雨天中止
*本ワークショップは作家の指導を受けた美術館スタッフが案内役を務めます。作家が同席しているとは限りませんのでご了承ください。
*小学生以下の参加は大人の同伴が必須です。
*手ぶらでご参加ください。絵の具の持ち込みはできません。(筆記用具・椅子・レジャーシート等が用意されています)
*会場は屋外のため、汚れてもよい服装でご参加ください。
*ワークシートはお持ち帰りいただけます。
https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/event/2032/
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「やわらかな時間」は、ゆるやかな”植物観察”を行うワークショップです。
日々の出来事を題材に、弱さや傷つきやすさと その修復をテーマとして制作・活動を行う、群馬県出身のアーティスト榎本浩子と原美術館ARCが協働で構想しました。自然に囲まれ、彫刻作品の点在する美術館の庭の一角で、草花をただ見つめ、少し変わった「植物日誌」に描き留める時間を過ごします。
「庭を見ているうちに植物を育てるようになりいつの間にか無気力な日々が過ぎ去っていった」と語る榎本。制作の下地となったその行為を疑似的に体験しながら、からだとこころの緊張をほぐしてみませんか。
「やわらかな時間」の過ごし方
①ガイドスタッフの説明をきく
②草花を観察しながら、散歩したり、寝転んだり、お茶を飲んだり……好きな時間を過ごす
③この間に思い浮かべたこと、思い出したこと、草花の観察記録などを、専用のワークシートに書いてみる
今回のワークショップは、もとをたどればかつて心や体の不調を抱えていた時期に、草花を育てることで少しずつ自分を立て直していった経験にあります。最近では、小さな畑で育てている植物についてその日の作業や気づきを記録する「草花日記」をつけていて、新しい思いつきの種になったり、あとから読み返す楽しみになったりしています。
ワークショップ会場となるのは、美術館のお庭のすみっこ。この場所が、いつか他の場所と同じくらい豊かになるように、そして土地が修復されるあいだ、訪れた人が少しでも心やすらぐ時間を過ごせるようにと、色や香りを楽しめる草花を植えました。まだ根は浅く、株も小さいので目立たないかもしれません。それでも来年、再来年と、草花たちは少しずつ根を張り、やがてこの場所を今とは全く違った姿で彩ってくれるはずです。
展覧会「トロメライ」のテーマもまた、緊張とは対極にある、曖昧でやわらかい状態を想起させます。展覧会を鑑賞したあと、もし時間があれば、草花や周囲の木々を眺めながら、ゆっくりと過ごしてみてください。そして気が向いたらワークシートに何か書いてみてください。目の前の草花のことでも、自分の家で育てている植物のことでも、ただそのとき感じたことでも構いません。文字でも絵でも手紙でもなんでもいいです。こうしてたくさんの作品をみて、色や香りを感じ、おいしいご飯を食べてぐっすり眠る。たまにはそんなやわらかな一日を過ごしてみてもいいのではないでしょうか。
榎本浩子