母親は口癖のように「なんでこんな人生なんだろう」「もう死んじゃいたい」ともう何十年も繰り返している。

と言っても本当に死のうとはしないし、姉弟はみな大人なので家事も大変であれば自分のこと以外は何もしなくていいよ、と言うと「そういうわけにはいかない」「なんでそういうことが言えるの?ありがとうとか言えないの?」と話し合うことなどできるはずもなく、もうそういったことも母には言わなくなっていった。

ああ大変だ、忙しい、つらい、疲れたと言いながら、やらなくていいという私たちの意見は無視して無理やり私たちの食事の世話をする。

そして家事の手伝いをしないと、「なんでやっていないの?」と機嫌を損ねる。大人しかいないこの家で、だれか一人が家族すべての世話をする必要があるのだろうか。

 

昨日のこと、

「なんでこんな人生なんだろう」「もう死んじゃいたい」といつものように言う母に苛立ちがつのり、

私「やらなくていいってずっと言っている。そんなこと誰も望んでない。もうそういうこと言うのはやめたほうがいいよ。なぜ自分の子供たちがおかしくなってしまったのかよく考えて。なぜ息子がひきこもりになったのか、自分のせいでしょう。」

母「ぜんぶお母さんのせいなの?」

私「お母さんのせいだけじゃないでしょう。お母さんとお父さんのせいでしょ。親なんだから。自分の子供のことなんだよ。なぜそうなったのかよく考えたほうがいいよ。」

そういうといつものように怒り狂うかと思いきや、母はめずらしく黙っていた。

先日、たまたま見つけたこちら

https://ameblo.jp/takashisugita/entry-11418768581.html

我が家そのものでした。

以下一部引用すると、

親は、さんざん甘やかしたり、さんざん指示したりして、
子供が「自分でする、考える、行動する」機会を奪っておきながら、
親自身が子供の能力を奪っていることを自覚していないことが多くて、

「早く自分でできるようになりなさい!」とか、
「早く自立しなさい!」とか、
「あなたの世話ばかりして、お母さんは自分のことができない」とか、


親がやっていることと正反対メッセージを
子供に投げかけることがあるんですよ。
(しかも連続的に or ある時突然に)

こういう時、子供はものすごく混乱するんですよね。
「今までさんざん甘やかして or 指示しておいて、何を今さら!」みたいに。
 …
「親から離れたい」とか、「親がキライ」とか思っているのに、
本人は「成長が止まっている」わけですから、自分で自由にできないんですよ。

となると、
「親はキライだけど、そのキライ嫌いな親に頼らないと生きていけない」
という大きな矛盾を抱えることになるんです。


これが本当にツライわけですよ。
「自分の一番の敵」に頼らないといけないわけですから。

もういい大人なのに、親のことでなぜこんなに悩むことになってしまうのか。家から出て行けばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、「成長が止まっている」ことで誰もが簡単にできることも私たちにとってはとても難しいことなのです。本当に息が苦しい。

 

2019.8.9